みなさんは2024年から高校野球のバットが変わることをご存じでしょうか?投手の怪我を防止する目的や投打のバランスをとるためなど、様々な目的のために導入された新基準のバットですが、2022年より移行期間になっており、2024年に完全に移行することとなっています。
しかし、高校野球のバットは1本約3万円するなど、購入のハードルが高い点が問題として挙げられます。そこで今回は、数あるメーカーの中からおすすめのバットを厳選しましたので、ぜひご覧ください。
2024年からの新基準バットとは?
投手の球数制限やタイブレーク制度など、様々なルールが変わってきた高校野球ですが、2024年春より新基準のバット、いわゆる「飛ばない」バットに移行されます。変更点を具体的にみると以下のようになります。
現行 | 新基準(2024年~) | |
---|---|---|
重さ | 900g以上 | 900g以上 |
最大径 | 67ミリ | 64ミリ |
素材 | 規定なし | 規定なし |
芯素材の厚み | 3ミリ | 4ミリ |
この変更により、打球速度が現行に比べて96.3%になりました。
なぜ打球速度が落ちるの?
現行と新基準でバットの素材が規制されているわけで環ありません。ですが、なぜ打球速度が落ちるのでしょうか?
答えは、金属の厚みが変わったからです。
バットとボールが当たる面の内側には芯があります。芯の厚さが厚くなったことにより、金属がバネのように弾まなくなり、打球速度が落ちたというわけです。
おすすめのバット4選
新基準のバットについて理解が深まったということで、いよいよおすっすめのバットを4つ紹介しようと思います。
ZETT ゼットパワーHB
仕様:一般硬式
メーカー:ゼット
シリーズ:ゼットパワーHB
バランス:トップ
長さ:84cm
重さ:900g
まず最初におすすめするのは、ゼットパワーHBです。ヘッドバランスになっており、ヘッドを走らせるのが容易になっています。
SSK スカイフライトST
メーカー:SSK
シリーズ:スカイフライトST
バランス:オールラウンドバランス
長さ:83cm
重さ:900g
次におすすめするのが、スカイフライトSTです。現行で人気だったスカイビートの後継モデルであり、ヘッドの回転が良いということでおすすめの商品です。
ミズノ Vコング02
メーカー:ミズノ
シリーズ:Vコング02
バランス:ミドルバランス
長さ:82cm
重さ:900g
3つ目に紹介するのは、Vコング02です。甲子園で放たれたホームランの数No.1のVコング02の新基準対応モデルが発売されました。
ミズノ G×P2.0
メーカー:ミズノ
シリーズ:G×P2.0
バランス:ミドルバランス
長さ:83.5cm
重さ:900g
最後に紹介するのはG×P2.0です。新基準移行に伴って誕生した商品で、Vコング02と同じ縦研磨加工を施したものになっています。ヘッドのくりぬき加工が特徴的で、振り貫きやすさにこだわっています。
買う前に試したい人におすすめのサブスク
新しくバットを購入するとき、自分に合っているのか不安になると思います。そこでおすすめなのが、バットのサブスク「battersbox(バッターズボックス)」です。
月額2,750円~(中古の場合)バットを借りることができ、支払った合計金額が本体価格に達した時点で、自分のものになるお買い上げシステムがあります。もし気に入らなかった場合は返却することができ、新しくバットを購入したい方におすすめのサービスとなっています。